マッチングアプリのプロフィールはどう書く?実際に使って気づいた「選ばれるプロフィール」の作り方
こんにちは。
茨城県守谷市で夫婦で結婚相談所「StartUp Life」を運営している布施です。
最近、友達がほしいなと思い、何気なく同性の友達を探せるマッチングアプリを始めました。
プロフィールを作ったり、いろいろな方のプロフィールを見たり、日々投稿したり。
普通に友達探しを楽しんでいたのですが、続けているうちに、結婚相談所でプロフィール作成をサポートしている立場としても、いろいろな発見がありました。
特に感じたのが、
プロフィールは「自分のことを知ってもらう場所」だけではない
ということ。
「趣味は旅行です」
「食べることが好きです」
「真面目な性格です」
もちろん、こうした情報も大切です。
でも、それだけでは少しもったいない。
プロフィールを読む相手が知りたいのは、あなたの情報だけではなく、
「この人と関わったら、どんな時間を過ごせるんだろう?」ということでもあるからです。
今回は、実際にマッチングアプリを使ってみて気づいたプロフィールの書き方と、結婚相談所のプロフィールとの違いについてお話しします。
マッチングアプリのプロフィールで大切なのは「自分を知ってもらうこと」だけじゃない
マッチングアプリのプロフィールを見ていると、
「旅行が好きです」
「カフェ巡りが趣味です」
「穏やかな性格です」
など、「私はこんな人です」という情報がたくさん並んでいます。
もちろん、これ自体が悪いわけではありません。
ただ、プロフィールを書くときはどうしても、
「自分のことを分かってほしい」
という気持ちが強くなりがちです。
でも、プロフィールを読んでいる相手もまた、
”自分のことを分かってほしい人”です。
そこで、
「私はこんな人です」だけで終わらず、
「そんな私とあなたが関わったらどうなるか」まで伝える。
これが、プロフィールを考えるうえでとても大切なのではないかと思います。

「旅行が好きです」だけでは、実はもったいない
たとえば、こんなプロフィールがあったとします。
旅行が好きです。
国内旅行も海外旅行も好きで、休みの日はいろいろなところへ出かけています。
旅行好きであることはよく伝わります。
でも、旅行にあまり行かない人がこれを読んだらどうでしょう。
「旅行好きでアクティブな人を求めてそう」
「私はインドア派だから合わないかも」
そんなふうに判断してしまうかもしれません。
書いた本人は、「旅行好きな人じゃないと嫌」なんて一言も書いていないのに。
これは、かなりもったいないですよね。
そこで、少し書き方を変えてみます。
旅行が好きで、計画を立てるのも得意です!
「旅行は嫌いじゃないけど、計画するのがめんどう…」という方も大歓迎。
行きたい場所だけ教えてもらえれば、勝手に旅のしおりまで作ります♪
どうでしょう。
同じ「旅行好き」なのに、受ける印象はかなり違いませんか?
旅行好きな人だけでなく、
「自分から旅行を計画するほどではないけれど、この人となら行ってみたいかも」
という人まで、自分との関係を想像しやすくなります。
趣味を書くなら「その趣味に相手を登場させる」
これは旅行だけではありません。
たとえば料理が好きなら、
「料理が好きです。休日はいろいろな料理を作っています」だけで終わらせず、
料理するのが好きなので、食べたいものをリクエストしてもらえると張り切ります!
「今日何食べたい?」と聞くので、ぜひ食べる係をお願いします♪
映画が好きなら、
「映画鑑賞が趣味で、月に2本は映画館で観ます」だけではなく、
映画が好きで、いろいろなジャンルの名作を観ています。
ぜひ仲良くなって、あなたにぴったりな映画3選を選ばせてください!
と書いてみる。
ポイントは、
自分の趣味の中に、相手を登場させること。
プロフィールを読んだ相手にすべてを想像してもらうのではなく、
こちらから想像の材料を用意してあげるのです。
プロフィールの段階から「エスコート」は始まっている
私は、プロフィールを考えているうちに、
「プロフィールの段階から、もうエスコートは始まっているんだ」と思うようになりました。
自分にはどんな特徴があるのか。
その特徴を使って、相手にどんな時間や関係を提供できるのか。
そこまで伝えてあげる。
たとえば、
「料理が得意」なら、食事を楽しませられるかもしれない。
「穏やかな性格」なら、一緒にいるとホッと安心できる時間をつくれるかもしれない。
「人の話を深く考えるタイプ」なら、相手が悩んだときに自分のことのように考えられるかもしれない。
つまり、
「私はこんな人です」から、「こんな私だから、あなたにこんなことができます」へ。
プロフィールは、自分の魅力を一方的にアピールする場所ではなく、
相手との関係を少し先回りして見せてあげる場所なのだと思います。

ただし「相手にしてあげられること」を盛ればいいわけではありません
ここは、とても大切です。
相手目線でプロフィールを書くからといって、相手に好かれるために実際の自分以上のことを書く必要はありません。
たとえば、本当は旅行の計画をすべて任されると負担に感じる人が、
「旅行の計画は全部お任せください!」
と書いてしまえば、出会った後にギャップが生まれます。
本当に望んでいるのが、「二人で行きたい場所を出し合って、一緒に計画したい」という関係なら、それを伝えたほうがいい。
プロフィールは、自分を実物以上によく見せるためのものではありません。
自分の特性を、相手に伝わる形へ翻訳するもの。
そして、
自分がどんな関係なら心地よくいられるのかを伝えるもの。
だと私は考えています。

「友達になってください」より、人柄が伝わる投稿が強かった
今回使ったアプリには、プロフィールだけでなく、日常のちょっとしたことを投稿できる機能もありました。
そこで私も、日々いろいろな投稿をしてみました。
趣味のこと。
食べ物のこと。
飼っている文鳥のこと。
日常であったちょっとした出来事。
そうした投稿にも「いいね」はつきます。
一方で、ときどき自分の考え方や価値観が伝わる投稿をすると、少し違った反応が起こることに気づきました。
投稿を読んでプロフィールを見に来てくださったり、そこから友達申請につながったりすることがあったのです。
もちろん、まだ私個人の体験なので「価値観を投稿すれば必ずうまくいく」とは言い切れません。
ただ、ひとつ感じたことがあります。
タイムラインを見ていると、
「友達がほしいです」
「仲良くしてください」
「電話できる人いませんか?」
といった投稿を見かけることがあります。
もちろん、友達を探すアプリなので、そう伝えること自体は自然なことです。
でも、それだけでは「何を求めているか」しか相手に伝わってません。
まだどんな人なのかも分からない相手と、いきなり友達になったり、電話をしたりするのは難しいもの。
だから私は、ただ「友達がほしい」と発信するのではなく、
「どんな投稿だったら、『この人と話してみたい、友達になってみたい』と思ってもらえるだろう?」
と、読む側の気持ちを考えて投稿することが大切なのだと思いました。
それだけでも、発信の内容はかなり変わってきます。
日常の投稿も、実は無駄ではなかった
だからといって、毎日価値観について語ればいいわけでもありません。
毎日、
「人とのご縁に感謝」
「今日も成長できました」
「周りにGiveできる人でありたい」
……と続いていたら、すこし近寄りがたい人に見えてしまうかもしれません(笑)
なので日常投稿を2〜3回したら、ときどき価値観が伝わる投稿をひとつ入れるくらいのバランスにしています。
価値観が伝わる投稿を見て、「この人、ちょっと気になる」と思ってプロフィールへ。
そこでプロフィールを読み、さらに過去の投稿を見ると、
「文鳥をかわいがってるんだ」
「ハンバーガー好きなんだ」
「アニメも見るんだ」
と、普段の姿も見えてくる。
そうすると、
「考え方も好きだし、普通に話していて楽しそう」
と思ってもらえることがあります。
価値観が伝わる投稿だけが友達申請につながったように見えても、
その前に積み重ねた何気ない日常投稿も、判断材料になっているのかもしれません。
プロフィールも投稿も、それぞれ単独ではなく、全部つながっているのだと感じました。

プロフィールを工夫したら、今度は「増えすぎる問題」が起きた
そして、プロフィールや投稿を工夫しながら続けていると、予想していなかったことが起きました。
ありがたいことに、友達申請やメッセージをいただくことが増えてきたのです。
最初は、「おお、うまくいってる!」と喜んでいたのですが…
しばらくすると、
「ちょっと待って。私、こんなにたくさんの人とやり取りできない…!」
という問題が発生しました…!!
私はもともと、たくさんの人と同時にやり取りすることがあまり得意ではありません。
しかも、価値観に共感してつながってくださった方とは、ありがたいことに会話もしっかり続きます。
そこで改めて気づきました。
マッチング数や友達申請数は、多ければ多いほどいいわけではない。
ということです。
「誰にでも好かれるプロフィール」を目指さなくていい
プロフィールを工夫するとき、
「もっとたくさんマッチしたい」
「もっと多くの人にいいと思われたい」
と考えがちです。
でも、本当に必要なのは100人から「いいね」をもらうことではありません。
自分が関係を築きたいと思える人と出会うこと。
だから、プロフィールには「相手に何を提供できるか」だけでなく、
「どんな人と出会いたいのか」
「どんな関係を築きたいのか」
も必要です。
誰にでもウェルカムなプロフィールにして、出会ってからひとりひとり選んでいく方法もあります。
でも、自分の時間やコミュニケーションのキャパシティには限りがあります。
だったらプロフィールの段階から、自分の価値観や望む関係性を伝えておく。
それによって、目的に合った相手か判断してもらいやすくする。
これも、プロフィールの大切な役割だと思います。
マッチングアプリと結婚相談所で違う点
ここまでマッチングアプリのプロフィールについて書いてきましたが、結婚相談所のプロフィールには大きな違いがあります。
それは、出会う目的が最初から明確であること。
マッチングアプリにはさまざまな目的の人がいます。
恋人がほしい人。
結婚相手を探している人。
気軽に会える相手を探している人。
まずは友達のような関係から始めたい人。
同じアプリを使っていても、求めている関係や温度感が違うことがあります。
だからマッチングアプリでは、
「私は何を求めていて、どんな関係を築きたいのか」
をプロフィールで伝えることが、ミスマッチを減らすためにも重要です。
一方、結婚相談所では違います。
そこにいる人たちは、「結婚相手を探す」という共通の目的を持っています。
そのため、「真剣に結婚を考えられる方と出会うために活動しています」と改めて説明する必要性は、マッチングアプリほど高くありません。
では、結婚相談所のプロフィールでは何を伝えるのか。
私たちが大切だと考えているのは、
「この人と結婚したら、どんな関係や生活になりそうか」
を想像してもらえることです。

まだまだ、プロフィールについて気づいたことがありました
今回はプロフィールの書き方を中心にご紹介しましたが、実際にアプリを使ってみると、ほかにもたくさんの発見がありました。
たとえば、プロフィールを読んで「いいな」と思ってもらったあと、相手が次に何をすればいいのかまで書いておくこと。
「興味を持ってもらう」だけで終わらず、そこから実際のつながりにつなげるためにできる工夫もありました。
さすがに全部書くと長くなりすぎてしまうので(笑)、このあたりはまた別の記事でご紹介したいと思います。
プロフィールは「私を見て」ではなく「あなたと私」を描く場所
マッチングアプリを始めたことをきっかけに、改めてプロフィールについてたくさん考えることになりました。
そこで今、一番大切だと思っているのが、
プロフィールは「私を見て」とアピールする場所ではなく、「あなたと私」を描く場所だということ。
「私は旅行が好きです」で終わらず、
「私と旅行したら、こんな感じです」まで。
「私は映画が好きです」で終わらず、
「その知識や経験で、あなたをこうやって楽しませます」まで。
読み手にすべてを想像してもらうのではなく、こちらからその想像の中に少し入り込んでみる。
プロフィールの段階から、エスコートは始まっています。
そして目指したいのは、たくさんの人に好かれるプロフィールではありません。
自分が大切にしたいと思える人と、お互いに「この人ともう少し話してみたい」と思えるプロフィール。
マッチングアプリでも結婚相談所でも、その部分は共通しているのかもしれません。
StartUp Lifeでは、会員さんのお話をじっくり伺いながら、単に長所や趣味を並べるのではなく、その方らしさや「一緒に暮らしたらどんな結婚生活になりそうか」まで伝わるプロフィールづくりを大切にしています。
プロフィール作りも、婚活の大切な第一歩。
あなたらしさを、あなたと相性のいい人にきちんと届けるために、一緒に考えていきます。



